「債務整理をするとブラックリストに載る」と言われます。
これはどういうことなのでしょうか。
本当にブラックリストに載るのでしょうか。
結論から言うと、「金融事故」を起こした者、としてブラックリストに載ります。
ブラックリストに載るとどうなってしまうのでしょうか。
この記事ではブラックリストに載った人の債務整理中の生活、その後の生活への影響について記載しています。
債務整理を検討している人には大きく影響しますので、ぜひ読んでみてください。
ブラックリストに載るとはどういうことか
ブラックリストは正式には官報と呼ばれます。
債務整理をすると、この官報に金融事故を起こした者として記載されます。
一度官報に載るとその記録は一生消えることはありません。
私たちが日常生活を送るうえで官報を目にすることはありません。
ですから、金融事故を起こしてブラックリストに載っても会社や友人、知人に知られることはありません。
しかし、【ブラックリスト】と呼ばれるものですので、債務整理をした人間にとっては大きくその後の人生に影響を与えることになります。
具体的にはどのような影響があるのでしょうか。
次はブラックリストに載ってしまったことによる影響を見ていきましょう。
ブラックリストに載るとどうなるのか
私たち一般人は日常生活の中で官報を見ることはできません。
しかし、官報を参考にしている会社は多数あります。
私たちにとってもっとも影響の大きなところで言うとクレジットカード会社です。
有名なクレジットカード会社では以下に挙げるところは審査の際に官報を参考にしています。
・エポスカード
・オリコカード
・クレディセゾン
・JCBカード
どこも有名なクレジットカード会社ですので、耳にしたことがあると思います。
これらの会社は審査の際に過去の金融事故の有無を調べています。
つまり、一度ブラックリストに載ると、上記の会社のクレジットカードを作ることはほぼできなくなるということです。
また、家を買うことが難しくなることもあります。
このように、ブラックリストに載ると借金完済後の生活にも支障をきたしてしまうのです。
ブラックリストに載ってしまったらどうしたらいいのか
それではブラックリストに載ってしまったらどうしたらいいのでしょうか。
その記録は消すことができないので、クレジットカードを作る際には官報を参照していない会社を選ぶ必要があります。
簡単なことではありませんが、審査に通りやすいクレジットカードを検索して探してみるといいでしょう。
また、家を買うなどの大きな契約の際も支障が出ます。
しかし、同じ会社での勤続年数が長ければそれは一つの信用になります。
携帯電話の料金を滞納していないことも一つの信用になります。
このように少しずつ社会的信頼を築いていく以外はありません。
そして、クレジットカードを作れなかったからと言って、その会社に理由を深く問い詰めてはいけません。
作れなかったとしてもそれは記録には残りませんので、他の会社を当ってみましょう。
深く問い詰めてはかえって信用を失う結果となります。
今回はブラックリストに載るとはどういうことかについて解説しました。
・ブラックリストとは正式には官報と呼ばれる。
・債務整理など、金融事故を起こすと官報に記載される。
・一度官報に記載されると一生その記録は消えない。
・クレジットカード会社には官報を参考に審査しているところもあり、クレジットカードを作りにくくなる。
・官報に載ると家の購入などの大きな契約の際にも支障になる。
このように債務整理をしてブラックリストに載ることはその後の人生にも大きな影響を与えます。
債務整理をする際の参考にしてください。
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